給食だより

2009年8月号
8月は夏本番なのですが、やっと梅雨が明けそうですね。ワシワシ蝉が鳴きだしたと思ったらカナカナカナというひぐらしの鳴き声も。ミンミン蝉の声があまり聞かれなくなんだか変だなあと思っています。レイチェル・カーソンの『沈黙の春』が頭をよぎります。

今年は天候・気温が不順で体調もくずしやすいです。生活リズム(早寝早起きや朝食)を整えることがとても大切です。体の冷やしすぎに注意しましょう。

夏の食べものとして体を冷やす食べものが好まれますが(キュウリ・トマト・なす・ニガウリ)食べすぎると胃に負担をかけます。一品火を通したものにすると(焼きなす)いいですね。ショウガを加えたりしてもいいですよ(焼肉料理など)。

水分の補給も十分に
夏は汗をかくよりたくさんの水分を摂る必要があります。でも甘い飲みものは食欲を低下させ味覚の発達を妨げることにもなりかねません。幼児には麦茶などで十分です(水がおすすめ)。常温で飲みましょう。

あゆみっこたちの8月は水遊び、プールなど体力を消耗します。朝ごはんを食べないと楽しく遊べません。朝食を食べられる体(十分な睡眠と早起き)づくりを心掛けて下さい。

給食だより

2009年7月号
梅雨らしいシトシト雨が降りませんね。ときおり通る激しい雨の合間にもう梅雨明けをしたような暑さを感じます。子どもたちは朝から水遊び。楽しそう。この季節給食室は子どもたちとの水取り合戦です。7月は季節の変わり目。真夏にそなえて体調を整えましょう。

今月は園庭のプール・市民プール・海や川行きと水のシーズンです。
お散歩も暑いです。子どもたちは体力がないと楽しく遊べません。朝ごはんは必ず食べて登所して下さい。午前中の体力を持続するためにはお米のご飯を食べましょう

7月の給食は夏野菜がいっぱい。
キュウリ・ナス・ピーマン・トマト・オクラ・枝豆・トウモロコシ・青ジソ・カボチャなど。
今までの根野菜を中心にして体を温める野菜から、体のほてりをさます夏野菜を多く取り入れた献立となります。

水分補給を忘れずに
乳幼児は新陳代謝が盛んで皮膚からの蒸散量が大きく水分喪失量は大人の2倍にもなります。
衣類の調節、水分補給をこまめにして脱水症をふせぎましょう。

水と麦茶が一番
外出時は必ず水筒を。お茶・清涼飲料水・ジュースには不必要な添加物も加えられています。子どもには危険なものです。水分補給には利尿作用のない水・麦茶がおすすめです。体を冷やさない三年番茶もおすすめです。

給食だより

2009年6月号
白いドクダミの花が目につきますね。可愛いのでつい手がのびて摘んでしまいそう。子どもたちは野苺が終わってしまい次は何かなととりあえずかごを持ってお散歩へ。

六月、梅雨は春から夏への季節の変わり目。体の生理も変わりゆく真っ最中。体調をくずしやすいです。
野菜も夏野菜が店頭をにぎやかに飾り始めますが、まだ旬ではありません。体を冷やす作用が強いので常食はさけましょう。
梅雨時には旬の野菜・根菜類が少ないです。そこでビタミン・ミネラルが豊富な乾物や海藻類を食べましょう。
乾物はお日さまのエネルギーがいっぱい。梅雨をのりきるのにピッタリの食べ物です。

あゆみの六月の給食には、大豆・切干大根・ひじき・干し椎茸・高野豆腐・ふ・ぜんまい・木くらげ・春雨などを使います。また、トマトもスープに入れて食べます。

梅干が大活躍
あゆみっこの大好きな梅干、しそも一緒、種も一緒。ご飯が足りません。

梅雨のせんたくに重曹を
部屋の中に干す事が多いですね。特に石鹸洗剤を使用していると特有の臭いがします。重曹を入れるとかなり気にならなくなりますよ。最初に重曹をとかし、洗剤を入れます。私はお風呂に入るときに浴槽へ洗剤用スプーン一杯入れ、次の日その残り湯を使います。詳しくは給食室までどうぞ。

給食だより

2009年5月号
つつじの白とピンクが青い空に映えて、あざやかなコントラストがハッとさせます。五月といえば新緑がやさしいのですが今年はもう緑が深いなあと感じますね。
野苺の花が早くから咲いていてもうすぐたくさんの赤い実をいっぱいかごに摘んでくるかな。たのしみです。

五月の給食には
豆(グリーンピース・絹サヤ・空豆など)・アスパラ・山菜(わらび・ぜんまい)なども登場してきます。
この季節になると海藻が食べたくなります(わかめ・ひじき・のり・昆布など)。陸の野菜に足りない養分が海の野菜(海藻)にはしっかり備わっています。海藻と野菜を組まぜることでコクとうまみが引きだされます。

野草や山菜
木の芽や小さな新芽が出てきます。これらは冬の間働きの鈍った人の体を刺激し、たまった老廃物を排泄するのに役立ちます。

朝ごはん
爽やかな空気に体も気持も心地好さにつられて外へ外へとむかっていきます。
子どもたちが仕事・お散歩としっかり遊びこめるように午前中の体力を保障するために朝食を食べて登所して下さいね。

水分補給
外出時には水筒に水か沸かした麦茶や三年番茶(おなかを冷やさない)を入れて出かけましょう。

給食だより

2009年4月号
桜と菜の花が満開の中、それぞれ進級した子供たちが楽しそうにお散歩へ出かけます。暖かくなって行動しやすく朝からあちこちと園庭の上まで小さい子の姿がみられるようになりました。筍も自分でみつけては掘ってきます。キリンさんが一生懸命かかえてくる姿はほほえましくただいまの声も元気です。
筍ごはんにしての声にさっそくゆがいておけへ入れたり、筍ごはんにして食べています。

給食室では春休みの学童さんも含め約85食のごはん30合炊いていますが、「足りないかも」「今日は少し残ったね」「30合以上はむりよ」と毎日の話題に上っています。

あゆみの山には筍がニョキニョキ。お散歩のおみやげに掘って来ます。
子供が筍をもって帰ったらどうしますか?
その日のうちに湯がいてくださいね。お米のとぎ汁で十分です。ぬかがいる方どうぞ給食室に用意してます。声をかけて下さい。
スライスしてお汁に入れたり、煮物・ごはんと一緒に炊いて子どもと食の話題の一つにして下さいね。

四月は気持ちも切りかえやすい時期です。生活リズム(早寝・早起・朝食をとり排便をすませる)を整えることが大切です。
四月の給食は豆類・きぬさや・グリーンピース・海そう・もずく・ワカメ・新もの・新玉葱・新じゃがなどが多く登場しています。

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