給食だより

2010年2月号
園庭の梅の花が咲き始めました。一月は雪の降る寒い日もありましたが、比較的過ごしやすかったですね。春までもう少し。この寒さを元気よくすごしたいものです。二月のあゆみの給食は根菜類を多く使っています。家庭でも体の中から温めるものを食べてください。(鍋物・煮込み・おじやなど)
冬は体の働きが滞りがちになるので陽性の根菜をよく煮込んだ料理で細胞を優しく活性化させましょう。

あゆみでは煮物野菜のこんだて、皮ごと調理して栄養を取り入れましょう。根菜は皮のすぐ下に栄養が豊富にあります。

主な根菜の特徴
ごぼう
地中深く伸びていくパワフルなエネルギーがいっぱい。体内の酸化を中和し、繊維質は腸の掃除をし、血液を綺麗にします。
大根
肉屋や魚の毒を消し代謝を助けます。たっぷりの消化酵素がでんぷんやタンパク質を分解して胃もたれを防ぎ、腎臓の働きも助けます。
レンコン
胸部に働き咳や喉の痛みを抑えてくれます。節にはギュッと引き締める力と節のところから新しい生命を再生する伸びていく力の両方があり、これがぜんそくに効果的。でんぷん質や食物繊維が豊富で造血作用もあり。

人参
カロチンがたっぷり。体内でビタミンAに変わります。臓器を温めたり貧血予防や造血に効き目が高い。ビタミンB・C・カルシウム・鉄も多く含まれています。ニンジンの皮は非常に薄く出荷時に機械でむかれているものがほとんどです。皮だと思って捨てている部分に実はカロテンなどの栄養がたっぷりなのです。
ニンジンをサラダ・ジュースにするときは必ずレモン汁や酢を一緒に。油を使うときは高温を避け短時間での調理にとどめる方がカロテンの消化・吸収がよくなります。

不足するビタミン
小松菜や大根葉でビタミンやミネラルを補いましょう。あゆみでは小松菜は、和え物・お汁に。大根葉・カブの葉は、煮野菜の青み・ごはんに混ぜて青葉ごはんに大活躍しています。

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